『路上観察学』とはなんぞや?
ユニークで不思議な研究に、大真面目に取り組む!
赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、荒俣宏、杉浦日向子ら、豪華執筆陣!
マンホール、エントツ、看板、ハリガミ、建物のカケラ……
路上から観察できるすべてのものを対象とした<路上観察学>。
その旗印の下に都市のフィールド・ワーカーたちが集まって、
隠された街の表情を発見する喜びとその方法をご披露する。
街歩きが好きな人には、欠かせない、路上観察マニュアル。
解説 : とり・みき
【目次】
■1 マニフェスト
我いかにして路上観察者となりしか 赤瀬川原平
路上観察の旗の下に 藤森照信
■2 街が呼んでいる……赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊
1.芸術から、学問から
2.考現学にはじまる
3・路上観察とは何か
■3 私のフィールド・ノート
考現学の宿題 一九七〇・七〜八
路上の正しい歩き方
建物のカケラを拾う
街にトマソンを追って 超芸術観測の実際
ほか
■4 観察する目眼玉たち
博物学はお父さん
シャアウッドはどこへ行ったか
或る日の江戸地上約一尺観察
■解説 『路上観察学入門』入門
とり・みき
編者 | 赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊 |
出版社 | 筑摩書房 |
発行年 | 1993年 |
サイズ | 14.8 × 10.5 cm (文庫) |
ページ | 380P |
著者プロフィール | 赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
1937年横浜市生まれ。画家、作家、路上観察学会会員。前衛芸術家、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』で第84回芥川賞受賞。 |